ステンレス複雑形状の量産ならロストワックス
ロストワックス+2次加工で作るメリット
試作段階では切削で行ったステンレスの複雑形状品、いざ量産に移ろうとした際にコストがネックになること多々あります。治具等での多少の工夫はできるものの、プレス等の金型を作っての量産とは違い、切削での量産時のボリュームメリットが薄いと言えます。 その際の加工代替手段として検討されるのがロストワックスです。大枠の形を金型からのロストワックスにより量産し、仕上げ2次加工を行うことで量産時の工数、コストを大幅に削減することが可能になります。 とくに複雑形状のステンレス加工品など、切削だけでは難しいものの量産にメリットが出やすいと言えます。
対応ボリューム
1個〜量産まで
一般的な対応サイズ
250mm角程度(その他応相談)
複雑形状ステンレス製品のロストワックス代替例
プレス、溶接のステンレス製品
ビフォー:7部品 プレス・溶接・樹脂圧入 アフター:3部品 ロストワックス+機械加工 製作時の部品点数が半分以下に。作業工数、コストを大幅に削減することに成功しました。ロストワックスなら、ちょっとした仕様変更も容易にできるため、更に強度を増したりと、改善の設計自由度も上がりました。
切削+溶接のステンレス製品
サイズ150Φ程度で中の部品は溶接を行っていました。 ロストワックスにより一体での製造が可能になり、コストと工数を大幅に減らすことに成功しました。