先日久しぶりにチタン製品の引き合いを頂きました。
チタンは溶融温度が1700度近いのでやはりロストワックスでの製造に向いています。
しかし、鋳造時に酸化しやすい性質の為扱いが非常に難しいものなのですが、20年近く前からゴルフクラブのドライバーのヘッドなど6-4tiを扱っていた鋳造工場のノウハウをもってすればなんら問題なく仕上がりました。
ロストワックスで製造したチタン製品はやはりSUS304などと比べても質量が全然違います。しかも耐食性もばっちりです。
しかし質量のほとんどがレアメタルで占められている製品なので金額が何とも・・・
とはいえ、ロストワックスは安価金型投資で様々な素材を鋳造できるのでとても便利です。
(M.K )