先日お客様よりロストワックス製品のご注文を頂き製造に入りました。
がしかし今回のご希望の納期はなんと2週間。
ロストワックスの通常かかる日程から考えるとどのように稼働させても間に合いません。
そこで今回は社内のロボドリルで物を作りました。
今回はサイズの近い角材からエンドミルで切削加工し、図面サイズに合わせ、その後穴あけタップ加工。チャッキングをし直してからまた穴あけタップ加工。SUS304なので固いし粘るので加工がしづらい・・・
100個程度製作するのに時間もかかり、刃物がかなり傷んでしまいました。
ロストワックスならサイズも合わせてなおかつ下穴をあけた状態で上がってくるので加工工程も少なく済みます。つまり切削加工よりも単価はかなり抑えられます。
ロストワックスなら角面もR加工などあっても問題なく対応できますが、切削加工だとかなり大変です。
それにしても今回は納期が何とか間に合ってよかったです。
(M.K )